異国の地で起業するときに大変なこと(『言葉』編)

目次 [Contents]

異国で起業するときに言葉の壁はどう立ちはだかるのか

言葉と文化は密接に関係しているので、少し文化部分も含みますがまとめていきます。

異国で事業を始めると、というか、始める前にある程度の語学力(その国で伝わる言語で意思疎通できる能力)が必要になるのはされでもわかると思います。

そしてそれと同時に、まずは日本語が特殊ということに気づきます。日本語を話す人は、(第二言語として、も含めても)日本にしかいないですからね。その点、英語とかスペイン語は多くの国で母国語として、または第二言語として公用語になっています。また、日本人同士で会話するときは、それぞれが母国語で、それぞれの文化も共有しあって会話できるので、理解あ早いです。まあ日本語同士でも意思疎通が難しいことはたくさんありますが、それはおいといて。

それと比較すると、母国語以外(慣れない言語)での会話は大変です。そもそも完璧に話せないところから始まるでしょうし、自分も相手も違う文化のバックグラウンドです。

でも外国語同士の会話はいい面も

ただ逆に、シンプルに第二言語同士だからこと伝わる部分もあります。お互いにシンプルなワードで会話するので、伝わりやすい部分もい多いです。日本語的な「察してよ」みたいなのをいかに自分の中から排除できるか、です。

普通ならわかるでしょ、もわかってくれません。

フリピンジンだから、ではなく、そんな理解力は人それぞれです。フィリピン人でも優秀な人や勘のいい人、視野の広い人はたくさんいる(はずです)、多分。

それを、自分の伝える能力の欠如を棚に上げて、「フィリピン人は~。フィリピン人だから~。」と、大きい主語で語っちゃうのはナンセンスだと思います。

英語がわからないとか言っちゃう日本人は嘘つき

また、語学力というと、「わたしは本当に英語がわからない、できない」という人がいます。わたしからすれば、それは嘘つきです。

アマゾンの奥地の未開の地に住んでる部族の村に一人で放り込まれたらどうでしょうか?多分結構キツイと思います。(衛生面とかでなく、言葉ね)

それよりは、少しはマシじゃないですか?犬とか猫とか、紙とかペンとか車とか、英語で言えますよね?その時点で少しは英語を理解してるし、話せるはずです。(厳密な発音抜きにして。)

なんで日本人は学生の時に死ぬほど英語の勉強しても話せるようにならないのか

よく語られるこのタイトルも、結構なダウトで、すでにみんな(話せるように)なってると思います。ただ、「話す」というトレーニングが少し足りないだけで。

海外に住むと分かりますが、コンプリートセンテンス(完全に文章になっている形)で話す機会は、ちゃんとした打ち合わせなど以外では稀有です。基本は単語を少し繋いだだけのブロークンイングリッシュでやっていけます。

日本語での会話を思い出してもらえばわかると思います。自分で仕事をすれば指示出しができれば最悪OKです。追加では注意叱責するときなどはきちんとした文章で話した方がいいとは思いますが。

また、雇われる形であれば、それに報告が加わるので、少し綺麗な文章構成力が必要になります。

(てゆーか、他の起業家の人見ても、たいして英語うまくない人もちらほら。それでも自分たちよりガンガンに大きなことやっている人はたくさんいるので英語はあくまで同部なのだと実感。何がしたいか、の方が重要。)

話せるための「少し」の「話すトレーニング」とは?

まずはフレーズの丸暗記。よく言われるやつです。でも丸暗記って言っても、スタッフを持って自分で事業をやる前提で言うと、3つでいいです。しかも超短いです。

それぞれに少し足すとしたらこんな感じ。

これにあとは少しの動詞と名詞を覚えれば大体のことが話せるようになります。

動詞はhave, get, make, keepとかの4文字ぐらいの基礎動詞を20個も覚えてれば大丈夫です。日々の生活でも毎日10種類ぐらいしか使わないでも生活できます。

一方、名詞は難しいです。物の数だけあるので、ちょっとずつ身近なものから覚えていくようにしましょう。

最悪の場合は、日本語でグーグル検索して、写真とかを見せれば伝わります。

まとめ

その2はまた次回。(もし書く気力があれば)つづくー。