今更ながら宇多田ヒカルのFlavor Of Lifeの歌詞の意味が少し分かってスッキリした話
最近、また宇多田熱再発しててめちゃくちゃ聴いてる。
全部好き。中でもジャケットが好きだから『HEART STATION』というアルバムが神ってる。ジャケット写真が素敵。
いい曲揃いなんだけど、その中に「Flavor Of Life」という楽曲がある。
(関ジャニの錦戸くん、上野樹里さん、瑛太くんなどが出てたDVをテーマにしたラストフレンズというドラマの主題歌だったやつね。ドラマ見てないけど。)※花男2のテーマ曲でした。ラストフレンズは『Prisoner Of Love』!
2007年の歌であるらしい。(もう10年前!?)
その中の歌詞で
ダイヤモンドよりもやわらかくて
あたたかな未来 手にしたいよ
という一節がある。
この部分について、ずっと
「ダイヤモンドよりも柔らくて暖かい未来がほしい」→ ダイヤモンドは1番硬い鉱物 → 大体のものはそれより柔らかい → 「ダイヤモンドより柔らかい = 大体のものはなんでもそうだし、どこにでもある当たり前のこともの」→どこにでもある当たり前の暖かい普通の暮らしをしてる未来がほしい
と解釈してた。
この時、ちょうど宇多田さんと紀里谷さんの離婚もあったので、勝手にそう思ってた。
でも最近聴いたら、これちょっと違うじゃんて思った。
当時のインタビューなどの記事を見ると離婚の原因が、お互い国際的に活動してたことによるすれ違いとのことなんだけど、それを考えると一部あってて一部あった違うかなと。
新しい解釈はこうなった。
『ダイヤモンドは文字通りお金のこと。仕事とかお金とか順調だけど多忙だった。そのため結婚生活がすれ違ってしまった。お金とか名誉とかでなく、結婚生活(ふたりでいること)を大事にすればよかった。』
『柔らな』は、「優しい」の意味で使われてるのであり、ダイヤモンドとの対比でその言葉が単に選ばれてるに過ぎないのだと思う。
このように、離婚時期などのバックグラウンドを鑑みて歌詞を考えるとかなりしっくりきた。
『ダイヤモンドより柔らかくて、(被修飾語)』と続いていると思っていたところに間違いがあるのであり、正しくは、
『ダイヤモンドより(も、)柔らかくて(被修飾語)』と途中で区切れてると分かったことでかなりスッキリ。日本語って難しい。
ま、わたしはダイヤモンドも欲しいですけどね。
おしまい。
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