散々ディスっておきながらも結局Evernoteを使い続けることに決めた話

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クマさんが好きです。でもゾウさんの方がもっと好きです。

散々馬鹿にしてた私がBearに乗り換えずEvernoteに居続けることにした理由をつれつれと書いていきます。途中ネックになったポイントも交えながら。

星の数ほどある群雄割拠のノートアプリ業界の中でも結局Evernoteに居続けることにした理由3つ

理由1:既にEvernoteに資産がある

別に資産があってもそれを簡単に移行するツールをBearとか他のAppも出している。

しかし、細かいタグやメタデータなどをしっかり全て綺麗に移行できるまでは至っていない。この部分を再調整することを考えるとステイが無難であると考えた。

要は、移す行為とその後処理が面倒いと感じたから。

理由2:料金面の事

ここはかなり大事なところであるがそもそもEvernoteから脱出を図ると思ったのは契約内容の解約が主な原因である。

しかしながら、これだけのヘビーユーザーの私でも使い方を変えることによって十分ベーシックユーザ(無料プラン、Evernote Basic Planのこと)としてやっていけると言う見直しのめどが立った。

そのため、この料金面・金銭面という項目においても各端末間で同期するだけで料金が発生するBearよりもEvernoteを選ぶ方がよりシンプルでメリットの高い選択となると考えた。

要は、無料でもいける気がするからわざわざお金かかるBearにする必要なくね?って感じたってこと。

理由3:将来性とこれまでの貢献度を鑑みた時の信頼度

将来性については、正直Evernoteに関しては疑問は残るところ(一時期のハードウェアビジネスこけたこと)はあるが、CEOから出ていたコメントを読むにかなり顧客の情報というの大事と理解されていると認識できた。

私たちは、モバイルアプリ革命の初期からいます。Apple 社が 2008 年に App Store® を公開した日、Evernote もその一部として存在していました。そして今日に至ります。ほとんどの人にとって毎日使うアプリはそう多くないはずですが、ある調査結果によると Evernote は端末のホーム画面にあるアプリのうち、日常的に使用される可能性がとても高いタイプのアプリであることがわかっています。実際に、今でも毎日 75,000 人以上の新規ユーザ登録があります。このような数字を聞くと、身の引き締まる思いがします。

(中略)

8 周年を迎え、私たちは将来を見据えます。自分が最も真剣に考えたことや自分にとって一番重要な情報を Evernote に記録し、そこからアイデアが発展した時、Evernote は単なるアプリを超えた存在になります。人生の体験が記録された、あなた自身の延長なのです。

Evernote は、数百万人単位のユーザそれぞれにとって「神聖な空間」となりました。これだけ多くの人から、ここまでの信用を守るのは、とても大きな責任です。私たちは、みなさんおよび未来のユーザのために、Evernote を個人と組織の両方に適した製品にするための努力を続けてまいります。

もちろん、私たちの原点を忘れることはありません。Evernote のノートは、何でも記録できるキャンバスです。自由で、色々な使い方ができて、そしてあなた自身のデータです。1 つのノートからアイデアが始まり、そのアイデアはそこにずっと残ります。これが、#forevernote という言葉に込められた想いです。

Evernote CEO
クリス・オニール

(引用元:https://blog.evernote.com/jp/2016/06/24/53346)

しかしながら、イタリアのBearについてはまだ正直わからない。昨年に出たばっかりと言う所もあるので、『まだまだこれから』というところがあるだろう。

ただ信頼度というのはこれまでの貢献度と比例する部分があると思うので、やはりアップルがApp Storeをオープンしたその日からずっと存在し続けているというEvernoteはある程度信頼があることを認めざるを得ない。

今回のようにプラン内容の変更を発端とし、また「もう二度と使わない、移行だ、移行!」と言いだすかもしれないが、それはまたEvernote社が改悪した時に考えることにすれば良いのではないか。という問題の先送りと言う結論が1番シンプルであり簡単な決断と思った。

使いやすさ・使い勝手・デザイン等々の評価軸はあるにせよ、これまで使ってきたので急に使いづらくなるという事はいきなりはないとも思っているし。(つい最近8.0からガラッとUI変えてきたけどね。。)

ただ、無料のプランへの変更したことによって自分の使い方を変更しなければいけないところは出てきた。

無料プラン(Evernote Basic Plan)にしたら引っかかった制限2点

以下が自分がプラン変更後によって引っかかった(使い方の変更や考慮が必要だった)2点についてである。

1つ目:アップロード容量の制限

これについてはEvernoteの根本的な使い方によると思う。

基本的にはノート(文章、時々スクショや写真)をメインにEvernoteに突っ込んでいる人であれば、そう易々と無料プランの枠である60MBから外れたりはしないだろう。

(そもそも『アップロード制限容量が60MB/月は異常に少ない!』と言うのはまた別のEvernoteサービスの問題点ではあるが。。)

「写真は写真」と言うようにクラウドサービスごとに分ければ済む話。ノート情報だけでは多分大丈夫。

ただ、名刺スキャンとして使ってたり、ウェブのクリッピングをガンガンやる人は注意。結構簡単に60MB超えちゃう。そんな時は、同期されるのに次の月になるのを待つか、有料プランへ。同期されないだけでローカル端末にはガシガシ保存はされるので、ローカルに貯めまくってから、ひと月だけ有料プランにするのも裏技的にありかと。

もし自身の使い方で大きく60MBをはみ出すようなことがあるんであればプランか使い方を見直した方が良いと考える。そして、そもそも写真などをボコボコとEvernoteに出てる人は使い方を間違ってると言わざるを得ない。それはAmazon、Flickr、GoogleやiCloudでやろう。サービスの目指す方向が違いすぎる。

2つ目:同期できる端末の端末数の制限

これはアップルの端末を複数持っている使っている私にとってかなりシビアな問題である。しかしながら、入力のベース端末をiPhoneとして他を補助的に考えることで事足りる。アプリはiPhoneiPadに入れておいて、PCではブラウザアプリを使うことで解決させた。

この端末数の制限でブーブー言っている人はどう言う使い方をしているんだろうか。

唯一、有料プランから無料プランへのダウングレードで痛かった点【結構重要】

それは、オフラインノートが使えないことである。

有料プラン以上でしか使えない機能である『オフラインノート機能』は、結構使える。

というのも海外にいると、なかなかどうして電波状況が良くない時がある。その時にサクっと過去のノートを見直したり、重要なものをオフライン化して(エアーチケット等は非常に使える)ストレスなくアクセスできるのはとても役立つ機能であった。

しかしこれが使えないとなると「とっても不便」というワケでもない。というのも、画面のスクリーンショットであったり画面メモだったり、後はPDF化をすることでiBookなどに保存することで重要情報のオフライン化をして、常に重要な情報にアクセス可能と言う状況を既存のApple純正アプリとかでも十分に作り出すことができるからだ。

まとめ

と言うことで、散々貶しておいてEvernoteからはまだ乗り換えないで行くってことで。ただ、有料会員は辞めて、一旦しばらくは無料会員として引き続き使い続けてみます。

使い方の変更は必要として、今回の見直しは逆にお金がからなくなってプラスの面に働いたと思ってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

2015年に一部上場企業を退職し、全部上場企業を探し求めセブ島へ。語学留学ののち、海外十数か国を放浪。2016年セブに戻り、飲食事業の立ち上げとマネジメントに従事。日英韓ビサヤ語の4ヶ国語に操られてる。通訳、翻訳、デジタルデザイン作成、イベントプラン作成、旅行計画作成もしてます。右投両打。